開催日時
2001年11月10日

開催場所
カムネットホール
 新宿区高田馬場1-32-14 高田馬場UKビル4階



内養功とは、張先生が行っている気功の呼び名です。
他者の治療を助ける気功ですが、
その名のとおり、自分の内側を養う気功「自らの治癒力を高める」働きもあります。

「内養功」とは息を止める呼吸法です。
北戴河(ほくたいが)気功療養院で主に用いられている功法です。
呼吸法と自己暗示によって思いもかけない快復力を引き出します。
日本でも、操体法や身体均整法のように息を止めている間に、
体の変化を促すように要求する方法があります。

「導引行気功」は、呼吸法を主にした運動を伴う功法です。
足から腰へ氣を上げ、腎氣を充実させることをベースにしている功法です。
氣を取り込んで動かしてゆくための基本技法が皆、ここにあります。


気功「内養功(ないようこう)」への導引
  1. 呼吸の調整
  2. 一定の姿勢を整える
  3. 思惟や思想(考え)をどこに集中するか


気功を行う際の注意点
  1. 体を緊張させるような服を着ないようにする。
    ゆったりした服装でリラックスする。
  2. 不摂生な生活をしないように普段から気をつける。
  3. 法律や規制を守る。
  4. 自分の道徳(徳)を高め、普段の生活から他人の力になるような日常を送る。

施行に際しての意見
  1. 精神分裂症は内養功は避けて、動功(太極拳など)を行って下さい。内功を通じて、幻覚や幻聴を起こす危険性があります。
  2. 伝染病や急性疾患は、必ず病院で適切な治療を行って下さい。気功は治療後の回復時に行います。
  3. 気功治療は万能ではありません。補助的手段として用いる意識(心)も必要です。



姿勢

(入静)
  1. 椅子にすわります(普通にリラックスして座ってください)
  2. 両足は肩幅程度に開きます。
  3. つま先は前を向いた状態です。
  4. ひざは90度、直角に曲げます。
  5. 肩の力をぬきます(通訳は「肩をゆるめる」という表現を使いました)
  6. 両手はひざの上に軽く乗せます。
  7. 胸を少し引いて(胸を張らずに、ちょっと猫背気味)
  8. あごを引いて(首の後ろの氣は上がりやすく、のぼせるので注意)
  9. 眼は半分開けたまま(半眼)≪睡魔や幻覚にとらわれるのを防ぐため≫

    上記の姿勢が決まったら、次は呼吸を整えます。
第一種
呼吸法

腹式呼吸
≪呼吸の調整/ゆっくり穏やかに≫鼻も口もどちらを使っても構いません
  1. 肺の70%を目安にゆっくり吸って(舌を上げて上顎に付ける)
  2. 70%を目安にゆっくり吐いて(上顎についている舌を下ろします)
  3. 3秒間息を止める/閉息(息を止める時間は、鍛錬の状態によって少しずつ長くしてゆきます⇒100日間で10秒間息を止めるのが目標です)

    脳から邪念を払うことが大切です。集中できない場合には「1、2、3」などのおまじないを唱える方法も取られています。

    呼吸によって唾液がたくさん出ます。とても大切なことです。
    消化器疾患のある人は唾液が少ないので、事前にちょっと温かめのお湯(お茶)を飲んでから入静してみてください≪胃袋を温めると入静しやすくなります≫
    入静後の唾液はホルモンが分泌されるため、甘味を感じます(中国では甘露と言うそうです)。豪快に飲みこんでください。

第二種
呼吸法

腹式呼吸
≪急な呼吸≫
  1. 吸って(舌を上げて上顎に付ける)
  2. 3秒間息を止める(息を止める時間は、鍛錬の状態によって少しずつ長くしてゆきます⇒100日間で10秒間息を止めるのが目標です)
  3. 吐いて(上顎についている舌を下ろします)
  4. 吸って(1に戻ります)、3秒間息を止める・・・・

    第一種呼吸法をマスターした人で、特別の指示(特別の病気治療のために、気功師が必要と判断した場合)の元で用いる呼吸法です。
第三種
呼吸法

逆腹式呼吸
≪めったに用いませんが、武術訓練時や大量のエネルギーを蓄える時に≫
  1. 吸って(舌を上げて上顎に付ける)
  2. 3秒間息を止めて、
  3. (吐かずに)吸って(舌を上げて上顎に付ける)、
  4. 吐く(上顎についている舌を下ろします)

    第一種呼吸法をマスターした人で、特別の指示(特別の病気治療のために、気功師が必要と判断した場合)の元、もしくは武術訓練のために用いる呼吸法です。

まずは、第一種呼吸法から練習してください。
※自分のげん骨くらいの大きさをイメージし、丹田を意守します※
※腎臓の1.5cm〜3.0cmほど奥深いところにあるピンポン球くらいの大きさが、引導ツボです※

30分でも1時間でも、ずっと1種類の呼吸法だけを続けてください。
健康な人の練習時間は
1回5分間×1日何回でもOKです。
1回5分間は必ず守ってください。



内功後の
ほぐし
入静後は、体をほぐして頭をハッキリさせます。
  1. 顔を洗う動作を行います(両手で顔をまわしこすります)
  2. 鼻を人差し指でこすります。
  3. 眉毛に沿って、眉をこすります。
  4. 耳を引っ張ります。
  5. 耳の後ろのツボをほぐします(耳にある180個のツボを意識しながら、念入りにこすります)
  6. 背骨を揺らして、腰と肩を動かし、内臓の氣を活性化させます。
  7. 腎臓と尾骨の辺りを揉み解します。
  8. 腰をまわして、体脈を合わせます。
  9. 両足首のツボ(ユウセンツボ)をこすります(氣血を巡らせる)


気功は幻覚や幻聴、また、覚醒を目指すものではありません。
初心者は印篭ツボ(第3の眼/眉間)を使わないで下さい。
首から上へ意識(氣)が流れて行かないように制御しながら、
胎息・・・・閉息・・・・を繰り返します。



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This page was updated on 23/11/2001.